株式会社ジェイテクト （自動車部品・機械製造）

　いろいろな船会社様とおつき合いしてきましたが、ジャパントラストはいつもフットワークがよくて、本当に対応がフレキシブルだと感じます。問い合わせに対するレスポンスの早さは驚くほどです。その魅力に惹かれて取り引きを始めました。
　弊社は、設備を作って輸出することもあり、そうした大がかりなプロジェクトの場合は、生産の都合で輸送のスケジュールが変わることがあります。このようなときは、船会社様には申し訳ない思いでいっぱいなのですが、ジャパントラストは嫌な顔をするどころか、こんな時ほどむしろ選択肢を増やしたりして、いっそう前向きに改善策を考えてくれます。

　弊社の扱う工作機械は、コンテナに入らないものばかりです。よって、オーバーゲージに長けたフォワーダーでないと海外輸送は任せられません。形も違えば大きさも異なる、こうした工作機械などのスペースを確保するのは容易なことではありませんが、ジャパントラストに依頼すれば何とかしてもらえるという安心感があります。度重なる難しいオーダーに応えていただくうちに、信頼の気持ちが揺るぎないものとなりました。
　ジャパントラストは、弊社にとって物流部門の分室のような存在です。各営業担当者から直接オーダーしますし、相談にも気軽にのってもらっています。それほど弊社とは近い距離感で、物流アウトソーシングを担ってもらっているのです。

　輸出先で扱いが多いのがアメリカと中国です。近年、アジアが拡大傾向にあります。ジャパントラストはロサンゼルスに支店があり、その他にも世界に営業拠点が数多くあります。弊社はこのネットワークを利用し、輸出先の開拓を推進していく予定です。
　ジャパントラストとの取り引きが20年以上にわたり継続しているのは、迅速かつ安定した仕事ぶりに加え、価格の優位性もあります。お客様に魅力ある価格で商品を提供することは私たちの使命でもあるので、輸送部門においても毎年プライスコンペを実施しています。ジャパントラストは大手フォワーダーを抑えて、価格面でも実力で弊社の取引先に選ばれています。

小笠原さん　ジャパントラストには、現地法人向け設備（オーバーゲージ）の輸出関係を一手に引き受けてもらっています。利用を始めて、もう15年くらいになるでしょうか。取り引きを継続している一番の理由は、やはりこちらのリクエストに丁寧に応えてもらえる点にあります。かなり厳しい日程の案件についても対応してもらえます。工作機械の標準機は製作リードタイムがはっきりしているので、出荷の日程もわりと明確です。しかし、専用機の場合は直前に日程を変更されることが頻繁にあります。本当にギリギリになって日程が変わってしまうのです。そうしたときにもジャパントラストには臨機応変に対応してもらえるので、とても助かっています。

冨岡さん　最近の例では、メキシコ向けで既にブッキングしていた船があって、最後の最後にお客さんから変更の要望が出されるということがありました。この件をジャパントラストに相談したところ、フラットコンテナーを使ったオーバーゲージカーゴにもかかわらず、すぐに対応してもらい、お客様の要望に合った船を手配することができました。この時は本当に大変助かりました。これまでに、こちらのリクエストをすぐに断られたケースはありません。

小笠原さん　取り引き業者を替えると、担当の方に一から説明する必要が出てきます。同じ業者を続けて利用していると話が通じやすく、たとえどちらかの担当が代わったとしても引き継ぎがスムーズにできます。こういったところにも継続するメリットがあると言えるでしょう。ジャパントラストには長くやってもらっているということもあり、いつも業務がスムーズに進みます。

冨岡さん　以前、お客様の指定で別の業者に依頼したことがありました。しかし、その業者は工作機械の輸送に慣れていなかったため、輸送方法に関して多くの制約があって困ったことがあります。ジャパントラストであればこういった問題は起きません。

小笠原さん　こちらの要望に的確に応えてくださることと同時に、要望を出す前からサポートをしてもらえる点も有り難く思っています。本来、依頼する案件、日程等についてはこちらからジャパントラストの方に発信していかなければならないのですが、時々忘れてしまうことがあります。そんなとき、担当の方からフォローの連絡があり「あっ、忘れてた」と気付くのです。こういう連絡には本当に助かっています。

冨岡さん　ジャパントラストへの要望として、勉強会を開いてもらえればと思っています。私たち担当者が、もっと海運に関する知識を増やすことができるように。取り引きをする中で、もっと知識を持っていればやりとりがスムーズになるだろうと思われる場面が多々あります。ジャパントラストの方が当然知っていることで、私たちが知らないこともあるのです。そうしたギャップを勉強会を通して埋めていければと思っています。

小笠原さん　私たちは大きな荷物を直接扱うことには慣れていませんので、勉強会等で学ぶべきところはあるでしょう。ジャパントラストには、そうした点で協力してもらえると有り難いです。いろんなことを教えてもらい、お互いに情報を共有し、今後も交流を深めながら取り引きを続けていければと思っています。