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2018年08月01日
ふるさと納税で「学校にエアコン設置」(臼井)
今年の夏は記録的な猛暑が日本各地を襲っていますが、子どもを熱中症から守るため、
学校ではエアコンの使用や設置を認めるべきかどうかをめぐり、論争が沸き起こっているようです。
「昔はエアコンなんてなかったんだ」と考える学校側の硬直的な対応も目立っているようで、
これには賛否両論あると思いますが、保護者側の立場からすると急務で取り組む案件だと感じます。
今回の深刻な暑さを予期したわけではなさそうですが、奈良県生駒市の取り組みが話題です。
生駒市では、ふるさと納税で得たお金の使い道の一つに「市立小中学校へのエアコン設置」を
2018年4月から追加しています。
生駒市のHPの市長日記には「30年前と比較して、奈良県の7月の最高気温の平均は3.9度上昇しています」とあり、
エアコン導入の必要性が記されています。
生駒市によると、熱中症被害が各地で伝えられたこともあり、反響は大きいとのこと。
ここ1週間で寄付額は2倍以上に増えているようです。
今年のような異常気象がもはや『異常』ではなく、来年以降も起こる可能性が十分あることを考慮し、
全国的に早めに対策が取られることを願います。
投稿者
ジャパントラスト株式会社