貿易用語集

物流施策大綱

それまで所管官庁別に展開されていた物流施策を見直して、物流に係るエネルギー問題や環境問題への対応も視野に入れ、トラック輸送の効率化や内航海運・鉄道の利用促進等を通じて、経済構造の変革と創造を盛り込んだ大綱。

分損担保 = WA (With Average)

貨物保険条件のひとつで、、全損、沈没・座礁・大火災・衝突以外の事故による分損、貨物墜落による一個ごとの全損、共同海損による損害等が補償される。分損担保より広範な担保条件はオール・リスク担保。

分損不担保 = FPA (Free From Particular Average)

貨物海上保険の担保条件の一つで、てん補される損害の範囲は、全損のみ担保と分損担保の中間にある。 本条件によるてん補範囲は、1、全損 2、特定の事故(沈没・座礁・火災・衝突)による分損 3、共同海損分担額 4、救助費 5、荷役中の貨物の墜落による一個ごとの全損。 分損担保条件では特定事故以外による分損(航海中の潮濡れ等)がてん補されるが、本条件ではてん補されない。

便宜置籍船(べんぎちせきせん、FOC:flag of convenience ship)

節税や人件費削減のために、船籍を外国において登録した船舶のこと。

保管温度

冷蔵室の保管温度については倉庫業法施行規則19条にて定められている。

保税運送 = Bonded Transportation

外国貨物を保税のまま一時保留する地域。

保税区

輸入原材料を保税の状態で生産加工できる工場で、委託加工貿易に利用されている。民間の工場も所属税関長の許可を得て指定することができる。

保税工場

外国貨物を保税のまま積卸し、運搬、一時蔵置のできる場所として、特定の企業または個人に対して税関長が許可した場所。

保税上屋

外国貨物を保税のまま置くことができる場所として、関税法の規定に基づき税関長が許可した倉庫。

保税倉庫

外国貨物を保税の状態で蔵置できる場所。期間は原則として3ヶ月間、承認を受けると3ヵ年まで。

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