貿易用語集

交差比率

日本の流通業では交差(交叉)比率(交差主義比率)という指標を導入している例が多い。GMROIで用いる平均在庫高が原価なのに対し、交差比率では平均在庫高は売価とする。この違いは仕入(バイヤー)評価に用いるか、販売評価に用いるか、である。GMROIは「何を仕入れるか」を決めるときの判断材料として、交差比率は「いくらで売るか」の判断材料として用いられている。

交通3悪

無免許運転、飲酒運転、速度超過の三つを指す。

効率的消費者対応

製・配・販が協力して、情報や商品を必要としている場所へ、迅速・確実・低コストで供給しようという考え方。情報技術を積極的に取り入れ、無駄をできるだけ削減することによって、低コスト経営が可能となり、その結果として商品価格が下がり、消費者が利益を得ることを目標とする。

航路

航路(こうろ)は、船舶などが海上や河川を航行するための通路。海図上に引かれる特に決まった線で表せる。港湾内や狭い海峡では浚渫をしたり、航路標識を設置する等、船舶の安全を図っている。

航路管制 = Traffic Control

海上交通安全法で定められた特定航路及び港則法で定められた特定港など、船舶の集中する海域では、船舶の航行安全を目的に一定の基準を上回る大きさの船舶に対して、入出港管制が行われている。名古屋港に入港する場合には、伊良湖水道航路(200m以上の船舶)および名古屋港内の東航路、西航路(2万トン以上の船舶)において航路管制が行われており、大型船等定められた船舶は、予め航行予定時間などを海上保安部に届け出て、許可を得なければならない。

国際複合一貫輸送

1つの運送契約に基づき、最低2つの運送手段によって行われる2国間の物品輸送。 (1980年国連国際物品複合運送契約)

国際物流高度化システム開発事業

経済産業省が新総合施策大綱に基づいて行っている、国際海上貨物輸送支援の情報基盤整備事業。物流EDI標準JTRNを輸出入業務に適用できる仕組を整備するとともに、既存ネットワークとの接続性の拡大を図り、ユーザー企業の利便性を向上させる。

燻蒸 = Fumigation

木材を使った梱包などで、自然の木材に寄生する松くい虫をを駆除するために用いられる。有毒ガス(青酸ガスなど)を充満させた倉庫やコンテナなどの中に対象物(輸入青果や輸出梱包木材等)を一定時間放置し、害虫を駆除する。

INDEX
0-9 0-9
A-D A B C D
E-H E F G H
I-L I J K L
M-P M N O P
Q-T Q R S T
U-Z U V W X Y Z
あ-な 
は-わ 

« 前のページ

お役立ち資料テキストダウンロード

ページトップへ