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2015年06月03日

【新幹線Story Vol, 15】~空気圧と戦う先頭形状(ノーズ部分)~(久瀬)

皆さん、こんにちは。
今回も引き続き、新幹線についてブログアップします。

いきなりですが日本を走る新幹線は現在、何種類あるかご存知ですか? 13種類のデザインがあるんです。
同じような形はありますが、デザインだけすれば13種類。ドクターイエローを入 れたら14種類もあるんです。

○○系というのは新幹線の形式を表現しますが、それぞれ先頭車両の表情は違います。 今回はその先頭車両について書かせて頂きます。

まずは皆さん、新幹線の先頭車両のノーズ(鼻)部分は何mあるかご存知でしょ
うか?
僕の調べでは以下の通りです。

① 0系(初代新幹線):3.9m
②100系:4.8m
③300系:6m
④500系:15m
⑤700系:9.2m
⑥N700系:10.7m
⑦E5系:15m
⑧E4系:11.5m
(ウィキペディア参考)

でもこの先頭車両の形状の変化は、日々の高速で運行する新幹線の宿敵、『空気
圧』と技術者との闘いそのもであります。
高速運転をする新幹線のスピードに対応する形状が先頭車両(ノーズ)の形に
なったと言っても過言ではありません。
直線運転で高速運転する新幹線にとっては、走行中のトンネルも多くあります。
そのトンネルで生じる『微気圧波』というトンネル出口付近で爆発した音の出る
空気圧の現象があります。
新幹線の高速化によって幾度となく、先頭車両のデザインを変えてきたのは高速
化によっての快適な乗り心地さ維持とその微気圧波の圧力波の縮小の為 です。
 
 
 
 
先日、出張で東北に行ってきました。
そこでお目にかかったのはE5系『やまびこ』です。
一度は乗りたいと思っていましたが、こんなに早く乗る事ができるなんて正直、
うれしかったです。
このノーズの長さにも驚かされました。さすが、320kmで営業運転しているだけ
あって、空気を切る感じの先頭車両ですね・・
また、2015年3月にデビューをした北陸新幹線にもお目にかかる事ができました。
撮影場所は東京駅ですが、東京駅は様々な新幹線を見る事ができ1度で5度ほど得
した気分になります。

では、話が長くなりそうなのでこの辺りで失礼します。
以上、久瀬がお送りしました!





投稿者

ジャパントラスト株式会社 

 


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