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2020年06月17日

ウイルス対策 (川瀬)

北米発着の海上コンテナ輸送、全世界へのフラットラック・
オープントップコンテナ(オーバーゲージカーゴ)の輸送を得意としているジャパントラストの川瀬です。

先日ようやく首都圏も含め緊急事態宣言が解除されましたね。
ピーク時はジャパントラスト所在の愛知、東京も特定警戒都道府県に指定され、

社内で感染者が出ないか内心ひやひやしておりましたが、現在まで無事、全員が元気に勤務することができました。

社員それぞれが積極的に時差出勤や自宅勤務を取り入れたという事もありますが、

全社を挙げて手洗いうがいやマスク着用等の予防を徹底できた事も大きいと思います。

私自身、毎年この時期は風邪やら花粉症やらで体調を崩しがちなのですが、

今年はコロナ対策としていつも以上に予防していた為か、健康に過ごすことが出来ました。

ここで個人的におすすめの消毒グッズをご案内したいと思います!

↑食品にも吹きかけられる消毒スプレーです!

小さいお子様のいるご家庭にもおすすめ☺

メガネクリーナーですが、スマホにも使用できます!
スマホにはトイレ便座の10倍の細菌が付いているそうな。。。😭
いつでもどこでも手にしているスマホも、こまめに消毒することをおすすめします!

↑ミニ除菌ジェルと除菌シートは持ち運びに便利!
すぐに手が洗えないときに助かるアイテムです。

 

ひとまず緊急事態宣言は解除され、

県をまたぐ移動自粛なども段階的に緩和されているようですが、まだまだ油断大敵です!

これからも出来るだけ外出や3密は避け、引き続き予防をしていきましょう~😊

 

・北米発着の海上コンテナ輸送でご相談の方はこちら

・全世界へのフラットラック・オープントップコンテナ(オーバーゲージカーゴ)の輸送でご相談の方はこちら

投稿者

ジャパントラスト株式会社 

川瀬 陽子


インサイドセールス 岐阜県大垣市出身 休日はインドア生活を送っておりますが美味しいものには飛びつく習性があります。 おすすめがありましたら是非ご一報ください! ブッキングのご依頼もお待ちしております。

2020年06月17日

ハリー・ヨシダ氏 YouTube動画紹介 ⑦船荷証券(B/L)【後半】白地裏書 Endorsement、サレンダーB/L 

弊社の社員教育でも活用しているハリー・ヨシダ氏の貿易実務講座YouTube動画を、

本ブログで毎週1講座ご紹介させていただきます。

皆様もぜひお役立てください。

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次はですね、 B/L の裏書方式、さっきありましたね。

貨物の引き取りの権利を譲渡するため、

その B/L を所持する人が引き取れるようにする裏書の三つのケースというものがあります。

まず記名式というのはStraight B/L

荷受人欄に特定人名が明記された B/L を言います。

B/L にお受取人の名前を書く欄があるんですけど、荷物を受け取る人のことを言います。

ここに〇〇さんへと書けばいいんです。

そしたらこの荷物はその人が受け取ります。

それをStraight B/L。ストレートに商品が行くからですね。

そうではなくここに “to order of shipper”と書かれている場合は、

これは約束事でございまして、輸出者は銀行に持って行きます。

銀行がこれを手にすることで、貨物の請求権を手にしますので、

何かあったらこの化物を売り飛ばせるんですね。ということで銀行の担保になります。

だから銀行はこの紙に基づいてお金を払ってくれるとこういうことになります。

ここにもし輸入者の名前が書いてあると、

銀行は何の担保にもなりませんからお金を払ってくれません。

ということでここには必ず“to order of shipper”と書かれています。

 

次は、銀行がする『輸入者の指図式裏書』

これはいったい何なのか 。

銀行は、輸入者がその手形代金を払った後に当該 B/L を引き渡す。

これはどういうことなのかと言うと、私が輸入者側の銀行である場合、

輸入者から届いた B/L を持っているわけですけど、

『これ欲しいんでしょ。お金払いなさい』

と言うとお金を払ってくれます。

輸入者がお金を払ってくれたので、この書類を渡す。

この時に銀行はここにサインをするんですね。

どういう風に書くかと言うと、 こう書きます。

“Deliver to the order of (輸入者)

ということでサインしてお渡しをします。

これで完了ですね。

そして輸入者は受け取ったということで船会社に持っていけば貨物を引き取ることができる。

ということで裏書はこういう風になっています。

詳しく言いますと、本来はお金をもらってから銀行が渡すんですけど、そうではなくて、

よくあるのが打ち合わせをして、

『今はお金がないんですけど後で払いますから』

例えばダイヤモンドは1億円なので、今1億円ないんです。

ダイヤモンドが売れたら12000万入るので、その中から1億円払います。

そういったことを輸入者とか輸入者の銀行が約束した場合に

“Deliver to the order of (輸入者)と銀行がサインする。

こういうケースという意味です。

お金が後から入ってくる場合こういうことがありますという話ですね。

理由は輸入者以外の者がこの B/L を勝手に利用することができないようにするためです。

B/L をなくしちゃった場合、輸入者に渡すつもりが輸入者に渡さなかった場合、

どこかに落とした時に、拾った人が所有することがないようにこれがあります。

参考までに。

 

その他の B/L

サレンダード B/LSurrendered B/L

船会社に B/L を返すんだったよね。

船会社は本来 B/L を輸出者に出しますが、

輸出者はいらないと、輸入者もいらないと言ってる。

だから裏にサインして船会社に返す。

そうするとないんですよね B/L が。

輸入者はどうやって引き取るかなんですけど、輸入者は船会社に行って、

『船がついたって連絡が来たので取りに来ました』とそれでいいんです。

着船通知の FAX とかメールでいいんです。

どういうことかというと、お金は既に払ってるんです。

輸入者がお金を払っているので B/L がいらないんです。

B/L が届いてないと貨物が引き取れないので面倒くさいんです。

例えば韓国から松茸を買ったと。

新鮮なものは届いたらすぐ欲しいんですけど、

B/L が来てないから受け取れないということになると、松茸は届いてるのに受け取れないから船の中にいると。

まずいよね。そういう時は先にお金を払っちゃってると。

だから韓国とか香港とか近いところから買う時は特にこれが必要ですね。

“Non-Negotiable Copy”というのは銀行には持ち込めないよという意味です。

ということで以上、 B/L の詳しい説明でしたけどいかがだったでしょうか。

投稿者

ジャパントラスト株式会社 

 


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