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2021年01月20日

日本海事新聞社に記事が掲載されました

2021年01月08日付 03面 (C)日本海事新聞社

ジャパントラスト米国法人、内陸積み替え 積極対応。トラック手配に強み

【中部】ジャパントラスト(JTC、本社・名 古屋市、菅哲賢社長)の米国現地法人グレート ラック(GLI)は、

米国への輸入コンテナが激 増する昨今の事態にトラック手配で強みを発揮 する。

コロナ禍の影響でコンテナターミナル( CT)のキャパシティーがオーバーし、

鉄道輸送 による遅延が頻発する中、高まるトランスロー ド(積み替え)需要にも積極的に対応している 。

「大手にない柔軟性に優位性」とする神谷氏

GLIは2002年に設立。拠点はロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークで、

JTCと同 様ノンアセット型NVOCC(海上利用運送業者)として主に日本をはじめとするア ジア発輸入、

米国発輸出を取り扱う。

米国発日本を含むアジア向け輸出は年間6000 TEU、日本発の輸入は、JTC扱いで1万TEUを超え、

取引する業界は工作機械、自動 車関連、電子部品、化学品、食品など幅広い。

GLIの神谷隆ゼネラルマネージャー (GM)は、「ノンアセットを徹底し、

大手輸送業者にないフレキシビリティー( 柔軟性)に優位性がある」と話す。

神谷氏は米国駐在歴18年の中で、トラック業者、船会社、港湾関係者などと強い 関係を構築し、

「トラブル発生時、他社にはできないトラブルシューティングがで きるのも強み」(菅社長)とする。

12人いるスタッフのうち10人が日本語対応可能 で、

日本側の荷主と日本語で直接連絡を取り合うケースもあるという。

神谷氏が注力する中の一つが陸送パートナーの選定だ。

大手と違い設立直後はパ ートナー基盤がなく、

単身で渡米した神谷氏が規模の大小を問わず全米の地場のト ラック業者を起用し実績を積んできた。

「日本と違い、州ごとにサービス品質の強 み弱みがあるため、厳選する必要がある」として、

ノンアセット型の強みを生かし 各州に信頼できるパートナーを置いた結果、

ドライバー不足が顕著となった現在も 優先的な手配が可能という。

米墨間クロスボーダー(越境)輸送にも対応する。

昨年の夏以降、コロナ禍の巣ごもり需要による旺盛な購買力などを要因に、

過去 に例のない量のコンテナが米国西岸港に海上輸送された。

港湾労働者不足も影響し てターミナルは逼迫(ひっぱく)。

コンテナ船の沖待ち発生、鉄道接続の遅延など、輸入コンテナ物流の停滞が顕著となった。

こうした中、本来はコンテナのまま鉄 道輸送する内陸向け貨物をデバンニングして

トラックで内陸に運ぶトランスロード の需要が実荷主、同業者問わず急増。

「トラック手配に強みがあり、工作機械のオ ーバーゲージ(規格外)貨物が多く

トランスロードのノウハウもあるため、今こそ それらを発揮する機会」(神谷氏)として、

納期が迫る顧客のリクエストに応えて いるという。

神谷氏は、「非常事態だからこそ、同業者からもニュートラルな立場の当社に声 が掛かる」と述べ、

ノンアセット型の業態に自信をのぞかせる。

昨今のコンテナ不 足による船会社のスペース供給制限にも、

米国発日本向け貨物は海上運賃の値上げ 幅を抑えつつブッキングに対応。

今後も実荷主、同業者からの要望に、全米に張り 巡らしたネットワークで応えていく方針だ。

 

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投稿者

ジャパントラスト株式会社 

 


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