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2021年11月10日
日刊カーゴ記載記事 北米向けに多目的船定期チャーター
北米発着の海上コンテナ輸送、全世界へのフラットラック・ オープントップコンテナ(オーバーゲージカーゴ)
の輸送を得意としているジャパントラストです。
日刊CARGO(2021年11月5日発行)に、弊社ジャパントラストの取り組みが記載されました。
特集記事はこちら
以下同記事より引用。
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全世界のオーバーゲージ(OG)貨物や北米向けを主軸にするFCL専門NVOCC、ジャパントラストは、 コンテナ船以外の船舶のスペースチャーターを拡大している。10月、同社として初めて韓国・中国発の多目的船(MPP)の 定期チャーターを開始する。多目的船の一部スペースを押さえ、日本発貨物を韓国や中国経由で米ヒューストン向けに 毎月レギュラーで輸送する計画だ。9月後半には、今年2回目の在来船チャーターも断行。 在来船のオンデッキ(甲板)スペースを自社専用に借り受け、下関—米LAで輸送している。 北米向けを主軸とする同社は、あらゆる手段でスペースをかき集めている。 1年以上かけて海外船社と交渉してきたことが実り、韓国・中国—ヒューストン航路の多目的船のスペースの一部を 同社が専用に借り受けることが決まった。日本発貨物をコンテナ船で韓国や中国港湾に運び、 積み替えてヒューストンに海上輸送。ヒューストンからトラックなどに接続し、全米各地までドア・デリバリー可能だ。 菅哲賢代表取締役社長は「コンテナ船でないスペースも何とか確保するために動いてきた。 韓国・中国発で(日本より相対的に運賃の高い)現地の荷主との運賃競争になるが、 それでも当社に(スペースを)定期的に任せてくれた。ヒューストン以外に、40フィートコンテナで1回に100本程度の ブッキングがあれば、LAやサバンナなど他港への寄港もアレンジできる」と説明する。 空コンテナ不足も継続している。多目的船に積むコンテナは、同社がSOC(シッパーズ・オウン・コンテナ)として 調達する考えで、ブッキング以前にコンテナ手配のオファーが必要になる。 SOCでの活用を前提に、同社が今夏前に発注した初の自社バンは完成し、名古屋港付近で保管している。 中国の工場で整備し、「JAPAN TRUST」のロゴや連絡先などを壁面に記入。コンテナ番号に社名略字の「JTC」を冠した、 自社オリジナルの「JTCコンテナ」だ。20フィート、40フィートハイキューブ各5本の計10本。 コンテナ船社とは、今年の日本発北米向けのSC(サービス・コントラクト)で、MQC(最低積み荷保証)で前年比1.5倍の 計1万5000TEUを契約している。そのうえで、このほど特定船社とは、船社のコンテナ手配でなく、ジャパントラスト手配の SOCであれば北米向けの追加スペースの供給を受けられることになった。多目的船チャーターも含み、 自社の「JTCコンテナ」をSOCとして活用、重要顧客に提供して、北米までワンウェイなどで使用する考えだ。 在来船チャーターでも、コンテナはSOCで同社が手配して提供した。9月21日に下関で荷役を終え、10月前半にLAに 到着予定だ。3月末~4月後半に実施した今年1回目は、名古屋—米LAでの在来船チャーターでOG貨物が中心だったが、 今回はコンテナ貨物を対象とした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記事の詳細はこちら>>https://www.jpntrust.co.jp/jtc/wp-content/uploads/2021/11/20211105ChubukenSpecial-10.pdf
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投稿者
ジャパントラスト株式会社