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2022年06月21日
北米向け海上コンテナ運賃の高騰
主に荷主を対象に「2022年海上コンテナ運賃大胆予測」と題したウェビナーを開催しました。
弊社代表取締役社長 菅哲賢が船井総研ロジの赤峰誠司取締役常務執行役員ともにパネルディスカッションを行いました。日本発北米向けのオールインの海上運賃水準について、来年の前提を「(FEU あたり)北米西岸1万ドル、東岸2万ドル、内陸3万ドルと見ておくべきだ」とし、「長期契約は1年間がベターだろう」と説明しました。
こちらのセミナーの内容を3回に分けて、弊社社長が登壇した、海上コンテナ運賃予測セミナーの内容をご紹介します。ぜひ皆様のご参考にしていただければ幸いです。
それではいきましょう!
Q.米国好景気に支えられて海上コンテナ運賃(北米向け)が高騰しているが、いつまで続く?
A.春節に向けて中国からの貨物がかけこみで増え、今は高止まりしているが、春節までは下がらない。もしくは微増すると予想される。
・春節明けに1~2週間、一瞬下がると思われる。また、中国マーケットは毎週上下すると予測される。
・新型コロナウイルスの影響もオミクロン株により、さらに減便が起こり、好景気に支えられてというより、混乱に支えられて海上運賃は上昇する。
・運賃の上昇は2023年末までは、今の水準以上であると予想していた方が安全。
また、2025年以降は新造船とかコンテナの追加分が市場に出てくると思われる。
投稿者
ジャパントラスト株式会社