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2025年04月22日
こんなお家に住みたいなぁ、設計の目線で話します!(山本)
北米発着の海上コンテナ輸送、全世界へのフラットラック・
オープントップコンテナ(オーバーゲージカーゴ)の輸送を得意としていますが、
最近、中南米やインド向けの輸出、中国から日本への輸入も積極的に集荷しているジャパントラストの山本です。
みなさま、はじめまして!
2025年2月にジャパントラストに入社いたしました、
**山本 椋亮(やまもと りょうすけ)**と申します。
現在28歳。
営業として新たなスタートを切り、
ただいま、絶賛研修中の身でございます。
まだまだ学ぶことばかりですが、
「おもしろそうなヤツが入ってきたな」と思っていただけるように、
全力で吸収していく所存です!
これからどうぞ、よろしくお願いいたします!
さて、少しだけ自己紹介をさせていただきます。
前職では、名古屋市にある木造住宅の工務店で、
設計課に所属しておりました。
設計は設計でも、主に構造設計や省エネ計算など、
少し専門的な分野を担当。
そんな経歴もあり、
現在は営業として、まったく新しいフィールドに挑戦中です。
今回は、前職の経験を活かして、
カタログやホームページだけでは伝わりにくい
「お家の性能」について、
「私ならこんな家に住みたいなぁ」という視点から、
その基準や考え方をお話ししてみようと思います。
これからお家を建てようという方がいらっしゃいましたら、
ぜひご参考にしていただけたら嬉しいです。
1. 耐震性
「 許容応力度計算 の 耐震等級3 」
今の時代、地震に強いお家がいいですよね。
地震に強いお家の基準である耐震等級は1〜3まであり、3が一番強いです。
耐震等級3のお家は、
2016年の熊本地震の「ダブルパンチ」にも耐え、
ほとんど壊れなかったことが証明されています。
ただ、耐震等級3にも種類があって、その中でも許容応力度計算によるものが一番安心。
最近は、これを採用する工務店が増えてきていて、住宅業界全体でも、許容応力度設計が推奨されています。
「許容応力度計算」って言うところがポイントです。
2. 断熱性
「 理想はG3 (断熱等級7)!でも現実的に狙うなら G2 (断熱等級6) が現実的!」
冬は暖かく、夏は涼しい家が良いですよね。
G3や断熱等級7は、家の断熱性能を示す基準で、他にもZEH基準なんかもその一部です。
わかりやすく性能を良い順に並べると、こんな感じです。
「 G3 = 断熱等級7 >> G2 = 断熱等級6 > G1 > ZEH = 断熱等級5 > 断熱等級4 」
実際に各基準で建てられた家に住んでみると、G3の快適さは圧倒的です!
でも、G3基準にするための費用も、それ以下に比べると圧倒的!笑
そのため、普通のご家庭では、G2(断熱等級6)が現実的です!
もちろん、お金に余裕がある方は、G3を狙ってみてください!
3. 気密性
「 C値 = 0.5 以下! 」
隙間のあるお家には住みたくないですよね!
C値は気密性能の基準で、数値が小さいほど家の隙間が少ないということ。
例えば、C値=1.0だと、お家全体に対して、はがき1枚分の隙間があるイメージです。
気密性が悪いと、いくら断熱性が良くても、温度がうまく保てません!
でも、C値について説明している工務店やハウスメーカーは少ないので、
C値を掲載しているところは、断熱性と気密性をしっかり理解している可能性が高いです!
業界では、C値=1.0が高気密住宅の基準とされていますが、
気密性をしっかり意識しているところは、C値 = 0.5以下を目指していることが多いです。
★まとめ★
ジャパントラスト山本が考える「わたしが住みたい家」3つのポイント
1. 耐震性「 許容応力度計算 の 耐震等級3 !」
2. 断熱性「 G2 (断熱等級6)!」
3. 気密性「 C値 = 0.5 以下! 」
以上!…..
とはいえ、これらすべてを実現しようとすると、やっぱり費用がかかってきます。。。
でも、費用を少しでも抑える方法があるんです!
海上コンテナ輸送だけでなく、そんなお家づくりのテクニックに興味がある方は、ぜひジャパントラスト山本までお問い合わせください!!
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投稿者
ジャパントラスト株式会社
山本 椋亮