貨物を輸出する際、輸出者名、品目、数量、価格等を記載して税関に提出する書類のこと。税関が、輸出を許可し、許可印を押して交付されると、輸出許可通知書となる。
“EAN ① 欧州における最寄品を中心とした標準化団体のことをいう。日本の流通システム開発センターのような位置付けの団体の名称。正式にはEAN Internatioalという。現在ではGS1と呼ばれている。
EBPP。Electronic Bill Presentment and Payment電子請求書発行・決済のこと。請求書の電子提示・支払システムのこと。請求書の提示から支払までのプロセスを電子化して、インターネット上で処理するための仕組みのこと。
原油価格の高騰に伴って、船舶燃料費(重油)の高騰に対する措置として導入された割増料金。
ebXML (Electronic Business using eXtensible Markup Language)。UN/CEFACTとOASISが推進しているデータ交換標準のこと。AS1、AS2ともこれをデータ交換フォーマットとして使用している。
ECC(Electronic Customs Clearance:電子通関システム) 通関業務のコンピュータ化の総称のこと。日本ではNACCSがこれに該当。ECC化の遅れている国に対しUNCTAD(国連貿易開発会議)が無料のECCパッケージASYCUDA(Automated SYStem for CUstoms DAta)の提供を行う。
“エシェロン在庫 (echelon inventory)エシェロンとは階層を指す。複数階層を持つ在庫のことをエシェロン在庫と呼ぶ。
ECR(Efficient Consumer Response:効率的消費者対応)。 製・配・販が協力して、情報や商品を必要としている場所へ、迅速かつ確実に、そして低コストで供給しようという考え。情報技術を積極的に取り入れ、無駄をできるだけ省くことによって、低コスト経営が可能となり、その結果として商品価格が下がって、消費者が利益を得ることを目標とする。ECRが誕生したきっかけは、米国で低価格を武器とした新しい業態の小売業が台頭し、これに既存の食料品小売業が危機感を持つことで始まった。
TEDI(Trade Electronic Data Interchange)テディと呼ぶ。輸出入企業、海運会社、保険会社、銀行などを結んで、貿易に必要なさまざまな情報をネットで電子的にやり取りできるようにするシステムのこと。経済産業省、三菱商事、三井物産、日本通運など、日本企業73社が2001年8月を目途に稼動を予定している。元はEDEN(Electronic DElivery for Negotiable documents)といわれたこのプロジェクトは欧州のBoleroと類似している。
EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)コンピュータ・ネットワークを介して電子的に受発注、輸送、決済に関するビジネス文書を交換することを指す。1980年代中盤以降、欧米を中心に情報ネットワークのインフラストラクチャの1つとして注目された。