情報仲介事業者のことで、これまでの流通業を意味するインターミディアリ(仲介業者)に対応して作られた新語。売り手、買い手の必要とする情報やサービス機能を持つことで商取引を円滑に進ませるビジネス。代表的なものとして、特定の業界やニーズのための電子商取引のプラットホームである業界別ポータル、オークションサイトがある。
少なくとも2つの運送手段(飛行機、船舶、鉄道、車両等)によって行われる運送のこと。複合輸送ともいわれる。
内部統制のこと。物流コスト軽減の理由から物流業務のアウトソーシング化、並びに3PL事業への移行により、物流会社も荷主企業の内部統制の対象となり得る。
在庫を持つことによりかかるコスト。在庫を保有し続ける物理的コスト(在庫サービスコスト:保険料、棚卸資産税、保管コスト:自社倉庫、借庫、営業倉庫にかかる費用+保管管理にかかる諸費用)の他に、資本コスト(在庫金額 × 金利)、在庫リスクコスト(陳腐化、盗難、損傷、在庫偏在などのリスクにより想定される損失)も含む。
在庫担保融資(Inventory (Stock) Financing)企業の抱える在庫を担保に、低利の資金を供給すること。動産担保融資の一種で対象となる在庫は、担保した在庫が融資した価値以上で着実に販売できるものでなければ、この仕組みは動かない。また、回収や処分が必要になったときにそれができる事業者の介在も必要になる。
棚卸資産(在庫)を金額評価したもの。財務諸表の貸借対照表に資産計上されるため、定期的に(最低でも期末に一度は)棚卸資産の金額評価が必要となる。
貿易取引において、船荷証券と並ぶ最重要書類の一つ。 通常、単に送り状、Invoiceと言った場合は、商業送り状(Commercial Invoice)を指すことが多いが、Official Invoice(公用送り状)などいくつかの種類がある。品名、数量、価格、契約条件、契約単価などが記載されており、船積みされた貨物の明細を現わすとともに、代金の決済、輸出入申告などもInvoiceをベースに処理される。
Interior Point Intermodalの略称。日本から北米の西海岸まで海上輸送し、鉄道やトラックに積み替えた後、鉄道のランプもしくは船社のCY(トラックターミナル等)まで輸送する方式で、ランプもしくはCYをIPIポイントと呼ぶ。
わが国の経済状況によって、ある特定の貨物の輸入数量制限を実施する必要がある場合、該当貨物の数量または金額を輸入者または需要者などに割り当てる制度のことをいう。
税関長の承認を受け、貨物を保税蔵置場に入れること。