本船に船積みされている貨物の明細書で、船名、積地、揚地、B/L NO. 個数、荷姿、重量、容積などが記載されている。積地で船会社が作成し、揚地の代理店へ渡す。揚地では、これに基づいて揚げ荷の明細を確認し、税関にマニフェストを提出する。LCLの場合は、コンテナにバンニングされている小口貨物の明細となる。輸入申告はマニフェストが税関に提出された後に行われる。アメリカ合衆国やカナダなどの一部の国への輸出では、本船出航の24時間前までに揚げ地にマニフェスト申請の上船積みの可否を取る必要がある。
海上貨物保険契約の成立とその内容を証明する為に保険者がその契約内容を記載し、保険契約者に交付する証券のことをいう。
Mutually Exclusive Correctively Exhaustiveの略称。相互に排他的な項目による完全な全体集合を意味する言葉で、ある集団(集合体)がある一つの項目において例外(ダブり、漏れ)の無い状態。
アクティビティ・ベースド・プライシング(activity-based pricing)とも呼ばれる。ロジスティクスサービスの違いによるコスト差を反映する新しい価格体系で、ECR推進のための手段として注目されており、主に卸売業に導入している企業が散見される。
メーカーの部品調達物流効率化方策の一つ。牛乳業者が酪農家を回って牛乳を集荷するのになぞらえた言葉で、日本語では巡回集荷と呼ばれる。荷主が受け手に貨物を納入するのではなく、受け側が巡回集荷する方法で、納品量が車単位にならないような小規模部品メーカーを回って集荷する。
Mini-Land Bridgeの略称で、日本から北米西海岸まで海上輸送し、港で鉄道に積み替えて東海岸やメキシコ湾岸まで一貫輸送する方式。
輸送手段を他に転換すること。主なものはトラック輸送から鉄道、航空機輸送から船舶輸送など。コスト面のみならず、最近では環境保全の面でも推進されている。
主に製造業で使われる用語で、メンテナンス(Maintenance:補充)、リペア(Repair:修理)、オペレーション(Operation:操業)に必要な備品・消耗品のこと。
Materials Requirements Planningの略称で、資材所要量計画のこと。最終製品の一定期間の期別の所要量(需要量)を多少の変更は許すものの、基本的にはいったん確定させたうえで構成部品の親子関係の従属性から、原材料、部品について、「いつ」、「何を」、補充すべきかという生産・発注オーダーを、構成部品の補充リードタイムを考慮しながら計算により策定するシステム。MRP時代の変化とともに元の用語が変化しているので注意が必要。
Maker Suggested Retail Priceの略称で、メーカー希望小売価格のこと。SRP(Suggested Retail Price)とも言う。メーカー希望小売価格はメーカーが価格統制を行っていたときのなごりで、強制力はない。